OBLIVION DUSTのIn My Radio Field #90(2017/09/16)

今週のポストからの流れより


力司「リクエスト曲はOBLIVION DUSTで30でした。はい、凄いねこれ」
ゆーじ「はい」
力司「ま、10年振りに会ったって言う」
ゆーじ「会社の同僚へ。うん」
力司「ま、言いたい事があるから言ったんだと思うけど。ま10年振りに会っても仲が良いのかな。ま、羨ましい。俺、ツレ作ンねェから。あっはっは」
ゆーじ「でも俺でも10年くらい、力司さんと」
力司「あ、そっか。でも10年振りとかじゃないもんね」
ゆーじ「振りじゃないですね」
力司「10年振りとかに会うやつってどうなんだろね」
ゆーじ「10年振りかぁ」
力司「俺、いねーなそんなヤツ。いるかな? 俺、あんまり仲間作る方じゃないじゃん。どっちかっつーと一人でいたいって言うか。後輩とかは多いけど、先輩も後輩もいるけど、同期とかはあんま俺作んないんだよね。友達と」
ゆーじ「仲間多いイメージですけどね」
力司「あホント」
ゆーじ「はい」
力司「ゆーじも仲間多いんじゃない?」
ゆーじ「でもやっぱ疎遠になっちゃうっスね、なんとなく。結構音楽やってんのって特殊な生き方だとは思うから」
力司「うん。孤独だよね、音楽やってると」
ゆーじ「そうですね」
力司「あ、なんかさそう言えばちょっとバンドの話になるんだけど、バンドって言うかオブリの話じゃなくて、最近よく聞くのが、バンドやるとモテないって言うさ。高校生とかが」
ゆーじ「あーあー、若者が? 僕も聞きましたそういうのは、はい」
力司「バンドはダサいって言う風潮で」
ゆーじ「はい」
力司「バンドやるとモテないらしいって、うん。残念だよね」
ゆーじ「残念ですね」
力司「うん、なんなんだろね、ダサい奴が多いって事じゃん」
ゆーじ「ま、そうなっちゃいますよね」
力司「うん、俺らは格好良いけど」
ゆーじ「あんなんになりたくないって思うって事ですよね」
力司「そうだろね。だっせェの多いもんね、日本のバンドでもさ。だから俺達みたいな、昔っぽいなんかロックバンドって言うのが、そのま重宝って言うか貴重な存在になってけばいいやって思って。やっぱさなんていうの、格好良くって思うのは自分らの感性だから、なんて言うのかな、それがもう戦いじゃん」
ゆーじ「はい」
力司「俺がダセェと思ってるバンドでも売れてるバンドいっぱいあるし、ライバルだから、そこと戦わなきゃいけなくて、で俺達は何をやらなきゃいけないかって言ったら、新しいバンドをやろうかなと思った時に、俺らみたいなバンドをやりたいって思わせるって言うのが大事で」
ゆーじ「うん」
力司「うん、だからねちょっと、なんつうのかな、ちょっと、ナヨってるっつうか。分かる? なんかそう言うバンドが多いから。あのサウンドもそうじゃん。やっぱりガツンッと一発男らしいさ、なんかサウンドで捻じ伏せたいじゃん」
ゆーじ「はい」
力司「うん。そこで人生を変えてやるぐらいの意気込みでステージ上がって、あの楽器を掻き鳴らすって言う、ま少ないバンドになりつつあるんだけど」
ゆーじ「はい」
力司「ちょっと熱く語っちゃったけどどう思う?」
ゆーじ「や、もうそれはもう、骨の髄まで俺リキジイズムとして、MEGA8BALLをやってる時からよく知ってるんで。まそうっスね、でもその価値観が皆惚れてたトコだと思うし、確かに、俺ねロックってそもそもレベルミュージックだと思うから、やっぱ、ね、集団の中から外れた連中らが集まってやってるもんだと思うし、でもその外れ方が格好良く外れてないと」
力司「まぁね」
ゆーじ「大衆はついてこないのかなと思うから」
力司「うん」


力司さんの一人語りも好きですが、誰かと特に音楽やロック、バンドについて語らってらっしゃるのがとても好きです。