2013/05/13記載、NYFライヴについて。

三年半ぶり位にNYFのライヴを観ました。初見で格好良かったと友人らと盛り上がって、その後行ける機会がなくての、5/10埼玉二度目のライヴ。
音の変化が劇的だったけれど格好良い事に変わりはなく、そして一本筋が通ったみたいなしゅっとした男らしさと、爆発力満載の勢いが凄かった。
ここ二年くらいは、何かある度に生きてたが故の事だなぁ、としみじみ噛み締める事が多いのだけれど、今回のライヴ参加もまさにそれだったような気がします。そしてまた観たいなぁって自然と思いました。

バンドは音楽の塊だから、その日の出来不出来は絶対あるのだけど、それを凌駕する絶対的な部分というものがあるバンド、と言うのは存在する訳で、それはNYFにもある気がします。勢い任せではない、音で客に阿ねて甘ったれてる感も無い、ある種のプロ意識に似た姿勢と言うか。
個人的に、限りなくストイックなライヴ、と言うのにより好感と憧れを持つので、NYFにそれを押し付けてないと良いなとも思いつつ。
ライヴを観た後に、目まぐるしく一気にその日のステージングを心の中に返して尚、ライヴをやってくれた事に感謝の念が生まれ得るか否か、それが私の中の一つの指針みたいなもので、今回は素直にありがとうと思いました。でもそれは、こちらまで来てくれた事への比重が重かったから、次はもう少し違う心持ちを抱えて観られればな、とも思ったりします。今回のライヴも、勿論良かったんだけどね。格好良かった。良いもん観られた。ふふ。

綺麗事ばっかじゃ生きられないし、弱くばかりあると前に進む事も困難になる。色んな人を傷付けたりもする。自分は元々の自己生存意識と自己肯定感が低過ぎるから、色々と生き難くはあるのだけど、もうそこはそれで、生きたきゃ生きればいい、とかそういう方向性で生きてみるか、と最近は思ってたりします。
そういうちょっといい加減で頼りない生き方ではあるけれど、そういう自分でも…そういう自分だからこそか、大好きな音楽に引っ張り上げられた時の興奮や昂揚感、何かを揺さぶられるような感動が、時として本当に大きいです。それが振り切れて、音に殺される、とまで思った経験は一度二度程度ですが。それはどちらも同じバンド。殺されそうになって、生かされた。

ちょっと収拾がつかない書き込みになってきました。
音楽っていいですね、ってそういう内容だったかな。どうかな(笑)